満栄工業株式会社 ~水と空気とこどものために~

新着情報

各種活動報告Various activities report

2020/03/17 活性炭勉強会(リベンジ編)

社内勉強会(活性炭勉強会)で、簡単な材料で活性炭を作る実験を行いました。


前回の勉強会では、火が着いた木材の上に椰子殻を置き、土中に埋めて蒸し焼きする方法で活性炭を作ろうとしたのですが、残念ながら失敗してしまいました。そこで今回は、最低限の部材?を使って蒸し焼きを実現させました。


ペンキ缶の下部側面に蒸し焼き用の水を入れるパイプを突き刺し、金網で2重底を作って椰子殻が水で濡れないように缶底から浮かせる形にし、缶ぶた中央にパイプを突き立てて煙突にしました。


椰子殻を入れて焼き始めます。耐火煉瓦で即席の『かまど』を作って焼いています。


頃合いを見て蒸し焼き用の水をパイプから注入します。

煙突からの煙と蒸気の出方を見ながら何度か注入します。


炎が下火になってきました。ん?かまどの縁に何か並んでいますね。


成功しました!!焼き芋です!(仕事中)


炎が上がらなくなったら煙突の口やフタとの隙間を泥で塞ぎ、丸一日放置して炭火で蒸し焼きします。


成功しました!!椰子殻活性炭です!今回はうまくいったようです(嬉)

これを砕き、篩にかけて粒度を揃えたものが、一般に知られた形の『活性炭』というわけですね。


業務で扱っている椰子殻活性炭は椰子の木が育つ東南アジア方面から輸入されていますが、それらがどのように作られているのか、基本的な流れを目にすることができ、非常に勉強になりました。


今後も色々な勉強会を開催して行きたいです!



リンク:
ココナッツ
椰子系活性炭について


各種活動報告一覧へ戻る